メキシコの保育園
アミーゴ🌵!世界一周中のはやとです。
気温は24℃、お天気は雨。
通貨は1B$🇧🇿→56円🇯🇵→0.5US$🇺🇸
この記事載っけるの忘れてた!からベリーズいるのに、このタイミングであげる。笑
たこ焼きしたあの保育園「Kids on going 」覚えてますか??
これ。
覚えてる方いたら拍手👏👏👏だって2週間前とかの話だからね実は。
たこ焼きした2日後に取材&見学した。施設長のJoanaさん。
英語流暢でききやすかった〜。
そもそもメキシコは保育園、幼稚園って分け方がなくて幼稚園までが保育園(プレスクール)って考え。幼稚園からは義務教育なのだ。
預かる子どもは生後45ヵ月~7歳(ただし日中は5.5歳まで)。時間は7:00~8:00pm、月~金曜日です。
各クラス先生は2人、担任と副担任に分かれている。職員配置規定人数により先生の数が増えることもある。
因みに配置比率は0歳1:5、1.2.3歳1:7、4.5歳1:10。
子どもの数は約50人、先生の数は事務員、専科の先生も含め16人。朝早くから最終時間までいる子どもが多いんだと。
0歳から時間割があり30分単位で活動が変わる。その中に昼寝1時間(0歳児は1日2回、幼稚園児は昼寝はしない)。疲れないの?と聞くと幼稚園は学校という扱いなので寝る時間は取り入れないよ、とのこと。
音楽やアート、英語といったものは専門の先生がいる(羨ましいね!)。もちろん0歳から。
ここまで凄く日本と似てるカリキュラム。
そしてこれはメキシコらしい。
散歩がない。
治安を考えたうえで園外に出ることはほとんどなく、遠足のようなことをするときは親の許可が必要!
やっぱり治安は良くないのかもねぇー。
次に見学した部屋の様子。
0歳児は自由遊び
土足でわっしょい。保育園の先生って感じすごいする。笑
1歳児は先生がのりを付けた色紙を張ったり、泡スプレーを机につけてつまんだり伸ばしたり…
なんでこの部屋こんなに暗いんだww
1歳半~2歳クラスはコップに自分で水を注ぎ飲む練習。
コップ持つは分かるけど注ぐてw初めてみたぜw案の定机はビショビショ。
2歳~3歳は音楽。楽しそうな歌声が聞こえてきた♪(写真は撮り忘れた!)
ちなみにここの部屋は机に名前シールが貼ってあって日本でもこういうことしてる園は沢山ある。俺もやってたなぁ。
メキシコらしいおもちゃも
アボカドとかズッキーニある感じいいよねw
幼稚園児は点線をなぞり書きし、その上から自分で豆やスパゲッティを短くしたものにのりを付けて貼ったり。
線をなぞるのがいやでやらない子がいたんだけど、先生と一緒に(ほぼ強制的に)やってた笑
子どもが少なく先生が多いからたくさん話しかけて一緒にすることで集中している子どもが多かったように見えたなぁ。
プレイルーム。
砂場付き。
勤務時間は7:00~2:00pm、1:00~8:00pmのシフト。残業はなく定時であがってる。当たり前だけど日本だと当たり前じゃない。
給与は担任と副担任、また午前、午後で分かれています。午前出勤の担任は33000円、午後出勤は27000、副担任は一律21000円。専科の先生は時給制で1時間1200円。モンテレイの幼稚園より高いが地域差だな。男性の職員は専科の先生一人だけでメキシコ全体でも男性の先生は少ないんだと。
月の給料は4万円(JETROより)なので少し低い。この点も日本と似てるね。
この時も公立と私立の違いを尋ねたところメキシコの経済格差は大きく大半の親は無料の公立に通わせたいと思っており待機児童のようになっていること、公立の先生の数が少なく給与も私立より低い、預かるだけで特別なサービスを提供していないとのこと。
今回は2つとも私立の保育園と幼稚園を取材したが、感じたことは日本と同じようなことをしてる、1日の流れが似てるってこと。
逆に異なることは音楽やアートなどは専門の先生がいること、先生が必ず各クラス2人いること、保育というより教育の面が強いということ。また現地の人や先生たちも言っていたように公立と私立の学校に質の差があるのではないかということ。
質とは子どもの保育の質だけでなく働くモチベーションや働き方なども保育の質を上げるには重要なことなのではないかと。その為にはもっと数字を直視して国家資格だの専門性だの言ってないで業務の効率化を図ることだと思う。
更に日本では最近教育無償化を国は訴えてるようだけど、先生の人数増やしたり給料上げる方がよっぽど未来への投資になるはずだ。
進んでいるとは到底思えない日本の幼児教育。メキシコと同じことやってるんだもの。
YOLO!!