史上最悪の国境越え&市民。シエラレオネ。part1
Amigos🌵!世界一周中のはやと(하야토)です。
気温は30℃、お天気は晴れ
通貨→1$🇺🇸→0.8€🇪🇺→113¥🇯🇵→9200fg🇬🇳→8400Le🇸🇱
この旅史上最も過酷で最悪な経験。本当にこれよりクソな国があるのかって思う。そしてこの気持ちは日本人、いやアジア人にしか分からないしその中でも海外に行ったことないと分からない話。
彼らには人種差別というものは理解できない。
そんな国は2記事で2泊3日分書いちゃう!!そして言葉が汚くなりますがその辺は悪しからず。
シエラレオネ。今聞いただけでもイライラしてしまう国。そんな国で起きた本当にあったリアル腐敗国家の話。
まずは12日間いたギニアを出発。泊めてくれたBaryには感謝です。ありがとう😊
7:30にバスターミナル到着。バスターミナルはGare routiere de Bambeto(09°35′12.14″N 13°37′52.82″W)←これコピペすれば場所は1発。
チケットは130000fg。まあまあな値段。ヒッチは無謀なので妥当かな。
で、荷物の値段が20000fgと無駄に高い。最初は40000とか言ってたからね笑
トータル150k。フリータウンまでの直行便。セットプラスのタクシーに運転手込みの7人で出発。
セマし。
8:30am発。シエラレオネは英語が第2言語なので車内は英語が飛び交う。このメンバーがチンカス╰⋃╯だった話は下の方で。
国境には12:30頃到着。先ずはギニアのポリスチェックで賄賂要求。無事に払わず通過。
次に出国スタンプ。出国スタンプ押したから金払え!ときた。
いや、それはお前の仕事だろ。パスポート返して、と言ったらストンとパスポートを机の引き出しにしまって「払うまで出さない!」と。
(クソタヌキ野郎がぁぁあああぁあ!!!)
何もせず待ってると「殴るぞ!ぶつぞ!」と脅してくる。「俺が何したんだ?」とだけ言い静かに待つ。
諦めてパスポート返却。無事に通過。この時点でHPが60/100くらいなる。まぁとりあえずギニアはなんとかなった( ͡° ͜ʖ ͡°)
そしてやってきましたシエラレオネ。ここからが楽しいぜぇぇええ!!
医者なのか分からんけど薄汚い服のおっちゃんがイエローカード見せろと。そして見せた後にお金くれ。
俺→ねぇ。
ジジイ→くれ。持ってるだろ、バックの中に。
俺→ねぇ。
ジジイ→……はぁ〜。ポスッ。あっちだよ次は。
無事に通過。ただ初っ端から金要求ww
それから次はポリスチェック。ポリスが「ここではお金は要求しないから安心しろよー」と。
(なんで金要求してること知ってんだこのハゲチャビンは)
賄賂が当たり前にあることを自白してくれたハゲチャビン(以下ハゲ)は物を要求してきた。
ハゲ→で、お前は俺に何をくれるんだ?
俺→えー、何も持ってないよー。
ハゲ→俺は腹が減ってるんだけだどなぁー。
俺→俺もだよー。
ハゲ→じゃあ何くれるんだよ??
俺→よし!とびっきりのスマイルを君にあげよう!ニカッ!
ハゲ→そんなものはいらねぇよーハハハハハw次はあっちだよ!
お、何とか乗り切ったぜ。サンキュー、ハゲ!ただこのスマイル作戦はもう無理だな、顔が100%引きつってたもんな。既にげっそりだわ_| ̄|○
そして入国スタンプ!ネットの情報によれば5年前ないし1年前に日本人がここでビザゲットした情報あるからここで取れるのだ。
イミグレにかくかくしかじかと言うと長い紙渡されて待ってろと言われる。そこにアンパンマンの目みたいな顔の奴がやってきていくつか質問。
その時泊まる場所は?と聞かれた時に同乗者が泊めてくれるって言ったら何か激怒して「そいつの住所を聞いてこい!そして今すぐ連れこいクラァァボケェエ!」くらい怒鳴られたwww
んで先に待ってた同乗者と俺を泊めてくれるって言った人に訳を話すとびっくり発言が飛び出した。
「オレハソンナコトイッテナイ。」
ヤダ(゚ロ゚*)ノ
まさかのここに来て拒否w面倒なことに巻き込まれたくない精神が闊歩してますよ!
いや誰でもいいから住所教えてくれよ、今夜は行かないからと言っても「困ったわね…」「この子の問題は…」と全く前に進まない議論をずーーーっとしてる。
いやまぁ確かに住所を人に教えるのは嫌かもしれないけど、そもそも住所なんてあるようでないものじゃないアフリカなんて。
とりあえずそいつと別の同乗者、それからドライバーを引き連れてイミグレへ。
するとアンパンマンの目からジャムおじさんの目(以下ジャム)みたいな明らかにここのボスが待っていた。
ジャム→ここではビザは取れない!!コナクリに戻れ!!
おい、救急車呼んでくれ。ここのボス脳みそから鼻水垂れ流し始めてるぞ。
俺→は?俺は情報見たんだ!いろんなトラベラーがここでビザをとってる!何なら1ヶ月前の情報だって知ってる!だからコナクリでは取らなかったんだ!
ジャム→お前の情報なんて知るか!何年もルールは変わってない!ここではビザ取れない!コナクリに戻れ!
俺→じゃあどうやって俺が見た人たちはビザ取ったんだ!
ジャム→知るか!取れなったら取れない!!
同乗者→お前はコナクリで取らないといけなかったんだよ…
ドライバー→早くしてくれ!俺はもう行きたいんだ!てめぇのバック降ろす!!早くしろ!!
ともう完全アウェイ。日本人が国境でビザ取れるなんて情報こいつらが知るわけもないから話が全く進まないしドライバーはツバ吐きながら喚いてるし、同乗者は呆れてるし。てかなんでお前ら来たんだよ。
「金は払うに決まってんだろ!」というとこのジャムが急に大人しくなり「いくらだ?」と微笑混じりに聞いてくる。
やっぱり金じゃん。金だわ。金。
とりあえずネットの情報だと90〜100$だけど90と言って150$だボケ!じゃないとあげない!って言われたら面倒なので「100$くらいだろ?」というと、細長い紙にどんどん書き込んでいき、そしてプライスリストを見て日本人はいくらかを確認。
細長い紙は明らかにビザをここでとる人用だし、プライスリストがあるものここで取れる証拠。もし取れないならそんなものはここには必要ないからね。マジでクソ。
結果ビザは取れたけど、もらった領収書みると670000le(81$)と書かれてた。20$はジャムの懐に流れたという訳ですな。うんこ野郎ども。
それから国境からフリータウンのポリスチェックでは当たり前のように10000leiと言われモタモタしてるとドライバーが「とっとと払え!じゃないとてめぇの荷物はここで降ろす!」と言ってくる。無茶苦茶だけどもう払わないとマジでやりかねないので払う。
それから移動中はずーーっと俺のことについてドライバーが喚いてる。「こいつが中国人だから〜」「このホワイトは〜」と明らかな差別発言をずーーっと。もちろん同乗者はみんな爆笑。約2時間、ずーーーっと。
想像してくれ!!2時間ずーーっと笑われ続けてポリスチェックでは確実に賄賂要求。100円程度だけども100円あったら1食は食べれるアフリカからしたらめっちゃ良い値段だからね。何言ってっか分からないアフリカン英語で喚いてるし地獄だ。
フリータウン着いた後も、もちろん宿なんかに泊まる気は無いので感じの良い人達(最初で最後の良いシエラレオネ人)が声を掛けて来たから「どこかでテント広げられるとこ知らない?」と聞くと、「ここ聞いてみれば?中国人がここに住んでるよ!」と彼らが座ってた後ろの施設をヒョイと指差し教えてくれた。
リアルトントン泊めてくださいな(本の紹介)を実行。
セキュリティに訳を話すと同情してくれて1番偉い中国人(ジャック)を呼んでくれた。
ジャックに色々と伝えると快く受け入れてくれてご飯までご馳走してくれた。
中華最高。
心の底から感謝です。ジャックよ、私はあなたの恩を忘れない。本当にありがとう。
次は町歩きと出国編。相変わらずのクソっぷりを見たい方は引き続きご覧下さい。それからシエラレオネに行く際は事前にビザを取る方が2億%良いよ。
YOLO!!