騙された!けど金増えた!笑
Amigos🌵!世界一周中のはやと(하야토)です。
気温は30℃、お天気は晴れ
通貨→1$🇺🇸→0.8€🇪🇺→130¥🇯🇵→58CFA🇸🇳→50d🇬🇲
日本語です。
Written Japanese.
ネット全く繋がらない。まぁそんなに必要としてない自分がいるが。
Wi-Fiスポットのモスクまで遠いし、近くのWi-Fiスポットのパスワード消してしまったし(一番やってはいけないミスw)。
SIMカードは10000CFAで2.3ヶ月いけるって話を聞いたから、1000CFAなら1週間くらいはヨユーだろ!と高を括って買って、ネットだわーい!とインターネットとイチャイチャしてたら1日で終わった…レンタル彼女かよ……
とゆーわけで時は進んでおり私も進んでおります、ちょろっと南に。
結局ダカールは1週間くらいいた、実は。ビザ取ったり、パスポートのページ増やしたり残念な湖見に行ったり…後は家でネットが繋がらないからテレビ見たり(チャンピオンズリーグとかヨーロッパの各リーグをオンタイムで観れる)フランス語勉強したり、まぁダラダラしてたわけです。
んで水曜日によし、ガンビア行こう!と決めて向かったんだわな。泊めてくれてありがとうねSadaさん!
ガンビアはセネガルの中にある元イギリスの植民地の国。バチカンやサンマリノみたいな感じなんだけど、通貨も言葉(彼らの第2言語は英語)も政府のシステムも全部違う。非常に興味深いね!
今だに植民地化っていう影響が強く残ってるわけですな。
よし、独立ってことについて考えてみよう(いきなり真面目)。
切り口としては言語。
言葉を支配されるって凄い怖いと思った。今既にガンビアにいるから感じるんだけど第2言語のパワーが恐ろしく強い。アフリカの国はオリジナルの言葉を持ってはいるけどテレビや新聞、学校で使われてる言葉、紙に書かれてるもの、見るもの、聞くものほとんどが第2言語なんですわ。だから彼らの会話はミックスになってることが多々ある。ガンビア人は英語話すから分かったんだけどきっとセネガルとかもそうなんだと思う。フランス語が会話に混ざってるはず。なんなら数字は完全にフランス語だし。
彼らはイギリスに、セネガルはフランスに支配されてたから彼らの言葉が残るのはわかるけど影響力が凄い。大事なことが全部第2言語になるとオリジナルの言葉の必要性がだんだん無くなっていく。まるで国のアイデンティティの1つを奪われていくような感覚は非常に怖い。
例えばソビエト連邦だった国、昔はロシア語を話したけど今は各々自分達の言葉を話してるし使っている。ロシア語話せるけど使ってない。台湾も韓国も昔は日本が支配してた(ハハハ)けど自分達の言葉をちゃんと持ってる。
あと言葉通じると経済力の差で上の立場の国が支配してる感覚になるんだと思う。
えーーーっと、自分が何を言いたいのか分からなくなって来たのでここで総括。笑
自分の国の言葉を持つことは大切。別にナショナリズムってわけじゃないんだけど言葉奪われるってすげーこえーって感覚になったって話。
んで話戻してヒッチは疲れたのでバス。バスも疲れるんだけどね。
バス停着いたらうっかり案内ボーイに何処?って声かけちまってガンビア行きのバスまで一緒について来やがった。。。しまったーー。。。なのでチップ払った。何故か気分が少し良かったので少し多めに笑笑
バスはミニバスで5000CFA。距離はSaint Luis(サンルイス)からDakar(ダカール)と同じなのに値段は倍。なぜだ。
先客がいてそのうちの1人がギニアビザウ人。今日ギニビまで帰るんだ、と話してくれた。彼はウルフ、英語、そしてポルトガル語を話せる。てゆーか母語はポルトガル語なのか?
相変わらずバスは直ぐに出発しないので俺より先に待ってた人達みんなイライラ。いつになったら出発すんだよー!!俺はギニビに帰るんだ今日中に!とおっちゃんブチギレww
いやアフリカってこんなもんだろw貴方の国もこんな感じでしょーがwww
30分くらい待って、出発。俺的にはスムーズな方。
でこのバス、道端で人を拾いながら牛歩戦術かよ、ってくらいゆっくり進む。てかさ、途中で人拾いながら行くなら出発時点で人集める必要無くね??
6時間後にKaolack(カオラック)っていう最後の大きい街に着いた。はぁー、遠いなー!
ドライバーがここでバス乗り換えだ的なことを言ったみたいでガンビア方面に行く親子がおいでおいでと手をヒラヒラさせてくれた。金魚の糞の様についていく。
ここで乗り換え。
次のバスは既にパンパン。あー、慣れてきた慣れてきた、この感じ。
走ること1.5時間、また乗り換え。
この行き方絶対正規ルートじゃねぇぞ。
次のバスもパンパン。10人乗りくらいのバンなんだけど30人くらい乗ってたな。
後ろに10、真ん中に15、前に3、外側に3くらい。
国境着いたのはなんと10時!!家出てから12時間、まだ国境www
この国境はとあることで有名。それは…
両替する人たちが騙してくるということ。
よっしゃ!戦ったろ!ゼッテー騙されねぇわ!と2兆%自分を過信しまくった筆者である。
早速寄ってキタ─(゚д゚(゚д゚(゚д゚(゚д゚(゚д゚)っ─ゾォ!!!
ガンビアはビザが必要でその値段は3000ダラシ(約7000円)と、高い。ユーロやCFAでも払えるけどダラシが一番安い。
ここまできたし、しゃーねー(=゚ω゚)ノ40000CFAを3400ダラシに替えたらオッケーである。
ダラシは100ダラシ紙幣が一番大きいので、34枚くれたのよ。
彼がカウントするところをジーーーー👀っと見てたし自分でも何回も数えたんだよね。
……もう一回。
……もう一回。。
よっしゃオッケーー!!間違ってないぜ!!俺の勝ちだ!!
と意気揚々にセネガルイミグレで出国スタンプもらってガンビアイミグレへ。
ポリスチェックで「飯おごってくれー」と集られたけど「俺も腹減ってんだわ」と素直な気持ちを伝えて賄賂を無視。そのあとビザをもらいに別室へ。
「ビザちょーだい!」
「おっけー。ダラシではらうのか?3000ダラシだ。」
「はい、30000ダラ…………シねぇぞ!」
手元に残ってるのは2100ダラシ!!どこいった1300ダラシ!!!
マジックかよ!なんでだよ!すげーな!とめっちゃ動揺してアワワワワワ((((;゚Д゚)))))))ってなってるところにガンビア警察さんが何が起こったのか、何したらいいのか教えてくれた。彼を見つけてお金返してもらいなさい、と。
あの野郎はどこいったー!と探しに行くがもちろん何処へ。
●ヽ(゚∀゚ヽ)ウン-コー♪ヨイヤサーヨイヤサー♪(ノ゚∀゚)ノ●
●ヽ(゚∀゚ヽ)ウン-コー♪ヨイヤサーヨイヤサー♪(ノ゚∀゚)ノ●
●ヽ(゚∀゚ヽ)ウン-コー♪ヨイヤサーヨイヤサー♪(ノ゚∀゚)ノ●
頭の中こんな感じ↑
ダメだ…奴見つからなかった…もうダメだ……と悲しさ全開の顔。
同情してくれたのかこっちに来なさい、と別室へ。色々話してビザ代半額(1500ダラシ)で良いよ、ってなった。
つまりこーいうことである。
最初の予定
3400-3000(VISA)=手元に400
実際
2100-1500(VISA)=手元に600
*通貨はダラシ
金増えた。
もってるわー、おれ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽ
200D増えたー🙌🙌🙌(あってるよね?いやあってるはず。何よりあっててほしい。)
温情なのか彼らがどこまで手を組んでるか知らないけど(こっちの線濃厚w)、とりあえずWin-Win-Winだわ!!
転職の時に自己PRで使おうこれ。「はい、私はセネガルとガンビアの国境で三方向、Win-Win-Win関係を築きました。1人は人の金を騙し取り増収、もう1人は賄賂で増収、そして私も当初の予定より若干のプラス収支になりました。私、もってるんです!」
この方法より普通に両替所あるからそこで替える方がベストだとは思うけど、参考までに紹介します。
ありがとうガンビアさん!!とゆーわけで半額入国です。
国境から川岸までタクシーで50ダラシ。船に乗って対岸へ。
チケットはチケットゲート右側のオフィスで(25ダラシ)
船。
この船の最終は11:30pm。
ガンビア側のタクシードライバーとかバイタクが「時間がないぞ!」とか「もう終わりだ!」とか煽ってくるけど船は11:30pmが最後。そんな時間に国境越える奴少ないと思うけど。
川を越えたところから街中まではミニバスが25ダラシ。地元の人に沢山助けてもらってスムーズに移動出来た!
ガンビアこりゃ楽しめるな!!
YOLO!!